カイゼンを始めるときの3つのポイント

カイゼンを始めるときの3つのポイント
最近カイゼンってどういうことですかという質問をいただくことが増えました。ものすごく簡単に言うと生産性をあげるということです。では生産性を上げるというのはどういうことでしょうか。それは目的を達成するために目的に向かっていくということになります。なので最初にその目的をしっかりと明確にすることが大切です。会社であれば、売上を上げる、利益を上げる、理念を達成するなどということになると思いますが、そのためにはまず会社の中で仕事を3つに仕分けることからスタートします。その3つに分けることが出来ればカイゼンのスピードはぐんと上がります。ここでは「晩御飯に1人で天ぷらそばを食べる」ことを例に説明します。

1.目的に繋がる仕事

目的に繋がる仕事とは達成するべき仕事のことです。もちろんここではそばを食べることがゴールです。そのためには調理をするまたはそば屋に行くということが必要になります。調理をするのであれば、そばを茹でる、スープを作る、天ぷらを揚げる、そしては箸と器を準備するなどということが必要です。

そば屋に行く場合は天ぷらそばを頼むことが目的に繋がります。

2.目的の達成には直接つながらないがやらなければならない仕事

次に目的の達成には直接つながらないがやらなければならない仕事です。これは目的を達成するための準備になります。調理をするためであれば、買い出しに行く、どんな天ぷらにするか決める、作り方を調べるなどに当たります。食べに行くのであれば、行く店を選ぶ、その店に移動するということになります。

3.目的に関係がない仕事

最後は目的に関係がない仕事です。これがムダな仕事になります。目的が明確になっていないときに起こります。ここでの目的は「晩御飯に一人で天ぷらそばを食べる」です。調理する場合、一人でそばを食べるはずが4人分の食材を買う、今日食べる予定なのに明日の分まで買うなど。そば屋に行く場合だと、友達と一緒に行くことにする、そば屋で天ぷらそば以外をを頼むということになります。

 

 

まとめ

上記の例で気をつけなければならないことは目的をできる限り具体的にするということです。「晩御飯に一人で天ぷらそばを食べる」というように目的をしっかり決めることはマネジメント上でも非常に大切です。上司に意見を言う、会議をする、部下に指導するなどの場合はまず目的をしっかりと決め、そのうえで上記の3つのポイントに気を付けてみると上手くいきます。

 

そのうえで3をやめてその時間を1と2に使うということがカイゼンになります。ぜひ社内でカイゼンに興味ある方は試してください。

 

 

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