八戸東和薬品式「気持ちいい会議」
月一恒例の営業会議
八戸東和薬品の営業会議の方針として会社はチームプレイなので楽しい方がいいと考えていて、和気あいあいとした雰囲気でやるためにはどうしていけばいいのかを今まで色々なパターンで試してきました。いい未来を思い描いて新しいことを試すのはいつだって楽しいことです。
当然ですが、最初からできていたわけではありません。ここ半年でやっと「気持ちいい会議」のやり方が見えてきました。1年前までは定期的な営業会議をやっておらず、数字管理も個人任せでした。しかし去年「これじゃイカン、そんな会社に未来はないしそもそも楽しくない」と一念発起しました。
それまでの会議というと、 どうしても「他人から嫌われたくない」と思ってしまうので、気を使いつつ当たり障りのないことを言う。もしくは「嫌われるのも仕事の一つ」という本当かどうか分からないマネジメント手法を取り入れめちゃくちゃ言いまくるという2つの行動になりがちでした。そこでは反省&ダメ出し大会になり活躍した人はもれなく「ダメな奴」もしくは「イヤな奴」の称号が与えられてしまいます。
そこで、 八戸東和薬品式「気持ちいい会議」では4つのルールを決めました。
気持ちいい会議の4つのルール
1.全員がわかる言葉を使う
ポテンシャル、フィックス、プラオリティ、ベネフィットなどのカタカナ英語はぼんやりとした意味しか伝わらない危険があるので禁止。
2.今起きている事実のみを捉える
事実を捉えずに話を進めると「昔はこうだった」「前回はこういうことだった」など過去の話になり、想像だけで話が進みがち。常に新しいことにチャレンジしたいので今起きていることを軸に仮説→行動→結果を話す。
3.できたことを褒め合う
会議の場ではできなかったことについて議論すると止まらない。できたことをスタートにして次に進むようにする。当たり前だけど褒めたり褒められると嬉しい。
4.常に指標の見直しをする
事実を捉え、褒め合うために「なにができてなにができていないか」がすぐわかるような指標づくりをする。現時点で必要なさそうな指標はすぐやめる。
会議の内容(順序)
そして会議の内容(順序)はというと
1)現状の全体の数字の報告
2)今月の振り返り (面談数、アプローチ数、案件数、クロージング数、受注数、回転数の内訳)
3)来月どうしたいか?
4)今月のナイスな行動 ・みんなでフィードバック
5)来月までの宿題を決める
という流れです。
さまざま試してきましたが今はこのやり方で運営しています。それぞれ個人の持っている課題は違いますが会議で決めたことを1ヵ月しっかり行動し報告しあうことができ、共有しながら次に進んでいけているのがなにより嬉しいなと感じています。
今後もさらに洗練していきたいと考えていますので自慢の会議をしている方ぜひ情報交換しましょう。